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室生犀星夫妻の墓 （分骨） 旧軽井沢 矢ヶ崎川畔 室生犀星は生前、愛した軽井沢の地に碑（墓石）を建立していた。
先の日
詩 室生犀星
別れてゆく毎日
毎日にあつた思ひ
誰も知ることのない思ひの渦が背後に音を立てて流れている
思ひはもはや悲鳴をあげない
ただ、流れて往くだけだ
何もないところに
深い溝や 淵のようなところに
あなたがたも 私も
うしろを見たことがない
うしろに音となって
つぶれた毎日のあることを
毎日が死体となって堕ちてゆくのを
見ようとも知ろうともしないのだ
けれども先の日がきらめいて
何が起こり何が私共を右左するか判らない
また先の日のおぼしまに
誰かが思案に暮れ 待ちわびてゐるかも判らぬ
先の日を訪ねて見よう
何処かにあるはずの先の日
執筆が続いている。仕事での執筆が７０％、単行本関連が３０％。さらに「行動変容法」についての研究が２０％。足すと１２０％になるが、２０％は残業で補っている。ついでに農業を勉強しようと庭にはきゅうりを植えている。初心者向けにピッタリらしいがこれがむずかしい。ちょっとしたコツがいるようでそこが分からない。失敗をしてから本を読むとわかるだろうと思う。
それでも二株で、もう５０本くらいは採れたと思う。自宅にも一株植えたので、オフィスでの収穫は管理人さんや住人におすそ分けをして配っている。
スマホにちょっと音質が良いイヤフォンを付けて聴く音楽は、いろいろ聴いても最後にはクラシックに戻ってしまう。やはり何百年も掛けて生き残っている音楽はいい。クラシックに聴き飽きると最近はラテンが多い。ラテンは明るさの中にしんみりとした愁いがあってそれでも明るくて良い。Ｈｉｓｔｏｒｉａ Ｄｅ Ｕｎ Ａｍｏｒは好きな曲だ。
たった今はショパンを聴いている。生誕２００年を祝って発売されたＣＤだろう。ＡｐｐｌｅＭｕｓｉｃからダウンロードするだけなのでスマホには４０００曲ほど入っていて聴き放題だ。
次のスマホは１２８Ｇを買わないとこれ以上のデータは貯められない。音楽が好きで生まれてよかった。いつまでも楽しめる。
今日は８月１５日。戦争が終わってよかったと思った人も多かろう。馬鹿な首相が日本人を戦争の渦中に再び巻き込もうとしている。８月というのに、どんよりとした重い雲と、冷たい雨が降り注いでいる。きゅうりの若い実は次々と枯れている。８月１５日、日本の空。
