Life Time Management (LTM)という概念がアメリカで、でてきている。
SFAが営業マンのルーティンワークを効率化する仕組みであるのに比べ、LTMは顧客生涯価値をマネージメントするということだから、よりワントウワンマーケティング本来の目的にたどり着きつつある証拠である。
LTMの目的がLTV実現であるなら、これまでのデータベースマーケティングに見られるような場当たりのリレーションシップをすることはできないから、シナリオによるLTV実現の仕組みになってくる。
USのIBMでは「CELM」という概念を打ち出している。
Customer Equity & Lifetime Management の頭文字を並べたものであるが、顧客を公平に差別し、LTVを実現するまでを管理するという概念はLTMと同じものである。
1993年にアメリカでドンペパーズがワントウワンマーケティングの概念を打ち出してから13年が経過したが、その間LTMにたどり着くまで紆余曲折が相当にあった。
ようやくたどり着くべくマーケティングに戻ってきたかという実感がしている。
しかし、LTVはシステムを導入すればできるものではない。LTMのmanagementならそのそうなシステムがあればできるだろう。しかしLTVを実現するには、システムの前に実現できる理論体系が必要となる。
BREALOGIC(BREA理論)はLTVを実現する理論体系そのものであり、BREAシステムはその理論を企業にあわせて登載し実施するシステムである。
BREAはまさにIBMの提案する「CELM」そのものであり、「LTM」を実現するメソッドである。
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