私の考えをPDCAサイクルに当てはめると次のようになる。
【目標】売り上げを伸ばす
【手法】顧客育成 今月顧客創造
【PLAN】育成顧客の定義 顧客育成モデルの定義
【DO】顧客育成シナリオ策定・制作・BREAに登載
RSツール策定・制作・BREAに登載
以降はシステムがアクション実行
TODOリストに①目的ごとに ②誰に ③いつ ④どのRSを ⑤どの手段で実行するかを自動的に指示。
【CHECK】個々のRS成果評価 売り上げ要因分析による成果評価
GR分析、GF分析、GM分析による評価
【ACTION】(PLAN・DO)
以上から次のアクション(次の一手)を考案
シナリオの追加
シナリオの修正
RSの追加
RSの修正
自動化、あるいはマニュアル手動かの選択
再アクション実施
マーケティング活動は常にPDCAサイクルを回しながらスパイラルアップを繰り返すことを常とする。
CRMの概念では常にプロセス管理であるが、CRAの概念では【DO】を自動化し販売支援を行うことを常とする。
【DO】を自動化したことにより、育成シナリオ(関係深化シナリオ・商品販売シナリオ)を広大精緻かつ複雑なものにしても、誰もが連続して容易にできるようになる。
しかもこれまで俗人的な暗黙知にあった【DO】を企業の形式知にすることができる。
データベースマーケティングでは一回限りのRSであるが、CRAでは長期的かつ連続的なRSを常とする。
データベースマーケティングではRS一回毎のヒット率分析だが、CRAは売り上げ要因の影響を分析し、長期的な判断での分析であり、かつ売り上げ要因項目の、負要因を陽要因に改善する次の一手を伴った分析手法を備えている。
こう考えると私の考えは本来ならCRMで括るべきではなく、CRAに括られるべきなのである。
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