新事業の準備で、GWは4月29日から5月9日まで休日は一日しかない。今はホームページの原稿執筆である。デザイナーからデザインイメージができて執筆に拍車が掛かる。昨日はトップ画面のフラッシュで創る動画打ち合わせであった。この原稿を完成させて5月6日に入稿する。UPは5月27日予定。制作者も忙しいと思う。私の忙しさを表現するためにすれ違った新幹線の写真を載せた。これほどに音を立てて慌しい。
新会社の発表会を6月4日に予定している。ニュースリリースも創る。新会社のカタログも作成する。HPでは単行本用に書いた原稿をPDFでアップする予定だ。その原稿をまとめる。
そうこうしている間になんと新会社の仕事が2社から入った。一つはドイツ自動車メーカー直営デーラーから。二つは大手SI企業から。これらの納品が5月下旬となった。このプロデュースを私がやることになる。新型車3台の試乗をする。
ついでにホームページにサンプル動画をアップする事にしたのでその脚本と撮影のプロデュースをやる。5月の中旬に講演が3本入っている。一つはSCC日本支部の講演。
ここで日本初、サプライチェーンにカスタマーチェーンを接続させてバリューチェーンを実現すると言う内容で話をする。二つは博多での講演会だ。ここで私は基調講演を行う。三つは大手SI企業の主宰講演会だ。これらの資料作成がある。そして毎月開催しているカスタマープリンシプル協議会の準備がある。
新会社の商号は「株式会社マジカルウエポン制作所」。マジカルウエポンとは直訳すれば魔法の剣である。ドラクエをやりすぎて脳がダラクしたのではと思われるかもしれないが、これまでの私の集大成事業である。まるで魔法がかかったかのように顧客と関係を深め、営業プロセスを進捗させる不思議な力を持った営業支援ツールを制作するコンテンツ・ストラテジーメーカーである。これらコンテンツは顧客接点時のプロセスに対応して設計され、クロスメディア〈紙、デジタル、動画〉を駆使して目的を達成する。日本にかつて存在していない新ビジネスで、成熟した今日、多くの企業が待ち望んでいる会社でもある。
名刺ができて、ドイツ自動車メーカーディーラーの社長に新名刺を使ったのだが、社長より高齢の私がマジカルウエポン制作所の服部ですと社名を言うのが少し照れくさかった。年甲斐も無くRPGのやりすぎで脳がダラクしたのだと反省した時は手遅れであった。商号は登記が終わり商標登録も終了していたからである。
もしも人生が二度あれば、作曲家になりたいとひそかに思っているくらい、右脳にバランスが偏っている私は、人生は一度しかないのだから右脳をフル回転して左脳では実現できないことをこの事業で行うと決めている。それが集大成と言うゆえんである。すでにこれまでの業務で小さく行って驚くべき実績を上げていたので分からないことをやるのではなく、やっていたことをやるので不安はない。
昨日軽井沢の知友に新緑は上がってきましたかと電話を掛けたら碓氷峠付近まで上がってきています、軽井沢が新緑になるのはあと2週間先でしょうと返事があった。5月15日頃ですねと私は返事を戻した。軽井沢では新緑は上がってきたと表現し、紅葉は降りてきたと表現する。手帳を見ると17日に福岡に入り18日は講演会で当日帰京し19日が講演となっている。
よし!15日か16日を使って軽井沢へ行こうと決めた。5月12日はドイツ車の試乗日に当てる。マジカルウエポンのコンテンツを定める仕事はそれからだ。試乗しなければ分からない。
時代の変わり目は本当にチャンスである。これが高度経済成長時代ならマジカルウエポン制作所なんて誰からも理解されなかったろう。でもいまは会社が事業を正式に開始する6月1日以前に大企業や有名企業から仕事が入る。
これまで培ったことを自分の特長を生かして編集し直すことによって集大成となる。「作曲家」は服部隆之氏に任せておいて、こちらの服部隆幸は、これまでの集大成という名の山を登ろうとしている。今はその登山準備で、高回転で動き回っている次第である。