地方に出かけると必ず聴かれるのがこれ!スカイツリーの話題だ。見ていないのですと答えると怪訝な顔をされる。『500メートル突破したんでしょう。どこからでも見えるのではありませんか』
錦糸町駅で下車したら目の前に東京スカイツリーが聳え立っていた。
私は打ち合わせで訪問した会社の役員に、「スカイツリーの実物をはじめてみました」と白状をした。「私の活動エリアと違うので、見る機会がなくて・・・・・・」と。弁解じみた雑談を交わした。
それで、ここから1.5キロメートル、徒歩で15分は掛かりますと教えていただいた次第である。錦糸町駅前のビルは小型で背は低い。その後ろに500メートルを超えた塔が低いビルと対して変わらない高さで顔を出しているのは不思議な風景だ。
この風景は台北101 の展望台383メートルから下界を写した写真である。101は高さ509メートルで、東京スカイツリーが完成すると643メートルだから天辺では、この風景より半分くらい地上が小さく見えるはずだ。
スカイツリーの第一展望台は350メートル、写真に見える上部の第二展望台は450メートルだから、台北101の展望台383メートルより67メートル高く、第二展望台から見える下界の風景は上の写真よりさらに小さくなる。
スカイツリーは東武が事業主で650億円もお金を掛けて建築している。オフイス塔もできるというから墨田区のあの周辺は再開発されていくだろう。浅草も激変していくだろう。