旧いPCはなんと2006年に使用を始めたものであった。6年前のPCだ。XPだが、とにかく遅い。それでも面倒を見ながら使っている。昨日は繋がらなかったブログエンジンも繋がるようになった。少しの間付き合っていこう。
昨日、デスクトップPCは私が壊してしまった。
スパイウエアがいたずらをして困っていたのだ。Googleツールバーをインストールしても直ぐに削除される。他にも不審な動きをすることが多すぎる。そこで米国のソフトをインストールしたら、高度の悪質なスパイウエアがいくつも潜入していた。最大のものはGoogleツールバーを削除してしまうものであった。ところが発見ソフトは、スパイウエアを発見しても削除する機能はなかった。そこで自分で削除しようと思ったのがよくなかった。OSのスパイウエアが潜む箇所を発見したまではよかったが、思考より指の反射的な動きのほうが数段早かった。いつもの調子で削除クリックを押してしまったのだ。それでMS・Officeではなく、XPそのものを壊してしまったのだ。
次はウインドウズにするか、MACにするか思い悩んでいる。MACでオフィスは使えるし、昔はMACを使っていたのだからMACに戻りたい気もする。ウインドウズ8にも慣れなければ仕事に繋がらない。ここは思案のしどころだ。
今は、昼休み。iPadでアメリカのFM放送からクラシックPIANO SOLOを静かに流している。世界中全部のFM放送がネットを通じて無料で聴ける。昨日すっ飛んでしまった資料を初めから作り直さなければいけないので、時間はタイトである。
時折自分の職業とはなにかと考えることがある。社名にコンサルティングと付くがコンサルとは断定できない。私は1人で何でもやる。できてしまうのだ。
営業、マーケティング、CRM、SFA、プロセス改革の分野について、新たな仕組みを創案することが出来る。それを具現化するプロセスを作ることが出来る。システム化ができる。システム製品化することが出来る。ITが分る。SEとITの話が理解出来る。創案した製品を企業に導入し運用指導することが出来る。一定の成果が実現できる。製品の営業活動が出来る。告知する文章を作成できる。単行本を執筆できる。セミナー・講演会でスピーチできる。デザインが分る。人と付き合うことが好きだ。酒も料理もうるさい。親しいデザイナーから、あなたはデザインにとにかくうるさいと文句を言われる。音楽や絵画が好きだ。大容量エンジンを積んだ早いクルマが好きだ。自然の中を走り、佇むことが好きだ。
71歳から始まる私の70世紀には、名刺には、Business Artist と肩書きを入れようと思う。
私が創案したi-BREAやBREAシナリオは次第に世の中に認められている。
3月6日付け日経産業新聞一面に掲載された大日本印刷ニュービジネスのITは、BREAシナリオのエンジンが動かしている。わが社もこのニュービジネスに協業する。
東北大震災ショックから奮い立ち、創案したiPadを加えた新しい営業のスタイル、i-BREA理論は、グローバルな製薬企業に次々と導入することで話が進んでいる。領域は全産業を指す。
すでに超優良企業から自社のニュービジネスとして取り組みたいとオファーが来ている。i-BREAを自社で販売したいとする企業数は6社に及び提携が進んでいる。まだニュースリリースもしていないのにだ。
69歳のいま、振り返ると私はビジネスマンではなく、ビジネスのアーティストであった。0から1を創造し、それを世に出して広めていくことが私の経歴であった。これからは自分が広めるのではなく多くの企業によって拡大してもらおうと思う。それが営業改革のいちばんの早道だ。
だから、71歳になったら私は「ビジネス アーティスト」と肩書きを名刺に加えようと思っている。次第に自分らしい持ち味で生きようと思っている。
今日はセミナーの資料作り。さあ。これからだ。