軽井沢びとは、夏の気温が30℃を越すと、暑いという。
用事があって東京へ出かける軽井沢びとは、まるで灼熱地獄に命がけで、でかけるようである。軽井沢駅に戻るとようやく呼吸ができるようと、軽井沢ブログには心境が書いてある。
暑いか寒いかの基準は絶対的であって、相対的な評価はできないのだから当然である。
事実、軽井沢の年間平均気温は7.8℃。札幌並みの寒さである。
ネットで軽井沢の天候を調べてみたら記録が出ていた。
過去最高気温:34.2℃(1946年7月16日)
過去最低気温:-21.0℃(1936年3月1日)
真夏日(最高気温30℃以上):22日間(1995年)
熱帯夜(最低気温25℃以上):なし
真冬日(最高気温0℃未満):57日間(1984年)
冬日(最低気温0℃未満):180日間(1943年)
年間降水量:最多1838.2ミリメートル(1950年)、最少820.0ミリメートル(1994年)
年間降雪量:最多235センチ(1984年)
最深積雪:72センチ(1998年1月15日)
出典 www2m.biglobe.ne.jp/%257EZenTech/.../Karuizawa.htm -
昨日、軽井沢に住む知友からメールが届いた。下記二行を抜粋した。
「軽井沢でも、暑さ厳しき日が続いております。
それでも、田畑に係わっておりますと、照りつける日も有り難く思えるもので、不思議です」
軽井沢町の標高を正確に調べたら、最高地点は浅間山頂で2568メートル。最低地点は798.7メートル。(ここはどこだろう?碓氷峠を下りた町内?)軽井沢駅は940メートルであった。
知友からのメールは、二行目~がいい。この暑さと日照りがあるから植物は育つ。言うまでもなく植物は食物のことである。メールの主は自然農法で田畑と対峙している。軽井沢の友は田畑に向かい米や野菜を作り、自らの食物としている。
かくいう私は、冷房が効いた部屋でPCに向かって仕事をしている。そして知恵をお金に替え、得たお金で食物を手に入れている。
このような仕事をしていても、最近はこの暑さがあるから豊作の秋を迎えると、普通に思うようになっている。何度も繰り返すが、地球の公転と自転と、地軸のズレにより、、そして土地の緯度と経度位置により、すべては・・・人間の考え方も、生活習慣も、なにもかも決まっている。シンプルなこの事実を気づくのに私は69年掛かったというのは、あまりにも遅くはないのかと思う今日この頃である。