長女が子供のころ庭に蒔いた柿の種が二本育ち、ずいぶん前から実を付けている。その前からあった大型の柿が成る木があっておかげで我が家は柿を買わない。
うちの柿は野生の柿で、タネはびっしり入っているし、たまに外で種無し柿を食べるとその美味しさに驚いたりするが、とは言え野生の柿も捨てがたい。
これが一本の木からなる柿の50%、ざっと200個くらいある。だからうちは1000個くらいの柿が成る計算になる。うちは半分の500個ほど採って人間が食する。
近所の人にはこの野生の柿を楽しみにしている人がいる。
そこで柿を詰めるために取り置きしてあったトマトの箱に20個くらい詰めて10軒くらいにおすそ分けをする。残りの300個は我がファミリーで食する。
今日、樹に残っている500個くらいの柿の実を見た。あちこち鳥が啄ばんでいる。これがなによりもうれしい。鳥たちへのおすそ分けと思うけど、自然界から見れば人間もそのおすそ分けをいただいているにすぎない。
三連休は仕事。その次の週は晩秋の軽井沢へ紅葉狩りに行くことになっている。