上野の森で花見の夜宴が始まる頃に、湯島でパーティがあって参加した。湯島の天神様から神主さんが駆けつけてくれて祝詞で湯島の宴は始まった。
↓続いて恩師に花束贈呈。
↓恩師のラテン楽器演奏はプロ級である。若い頃からそうであった。私が23歳、恩師が42歳の頃に出会って、44年間が過ぎた。ダンスも一級だ。
↓続いて東海林太郎が懐かしい歌を歌って拍手喝さいを浴びた。東海林太郎さんは今年80歳になる。声は大きく巧い。こんど荒木町へ行きましょうと誘われた。右の79歳になる某有名大学名誉教授から、私より2歳くらい上ですかねと問われた時は、奈落の底に突き落とされたが、ボケがかなり進んでいるのだろうと思い直した。一瞬これはマズイと思った。
湯島から不忍池を回り、上野の森を抜けて上野駅まで歩いたが、寒いのにも関わらず上野公園夜桜の宴はどこでも気勢が上がっていた。
湯島の宴は推定平均年齢80歳くらいか。画家や建築家、女優、学者、画商など、かつては社会に大きな影響を与え、今も思潮を発信している人たちが、綽綽として繰り広げ、上野公園の宴に負けじと盛り上がったのである。