加治隊長は2ヵ月半にわたるアイラウイスキー探検を終えようとしている。自らの専門知識を鍛えるために、ウイスキー蒸留所を見て歩いて、実際に蒸留所に働く人々と触れあい、語り、飲み明かしてきた。そんな日本人がどれだけいるだろうか。気になって開高健の書を開いたが、彼が語るアイラウイスキーの知識は誰もがBARで聴くような普通の話であった。私は加治さんに本を書いたらと奨めたが本人はさらさらそんな気持ちはない
スターリンからバスとフェリーを乗り継ぎ北アイルランドベルファストへ。
時間にして8時間ちょっとです。
かつての危険な町のイメージはありません。
夜遅くまで若者で賑わっていました。
スコットランドに比べてこちらは緑の色が濃い印象を受けました。
移動中のバスの中から見る田園風景はとてもきれいでした!
それとこの島は町を歩いているとどこからともなく音楽が聴こえてきます。
路上で演奏する人も多いですし、パブに入れば生演奏があります。
パブで演奏する人々
この島国へ来た理由は2つあります。
ひとつは西海岸の生牡蠣を食べること。
もうひとつは地酒を飲むことです。
地酒とはアイルランドの場合ビールがメインですね。
アイルランドの西海岸ゴールウェイの町並み
牡蠣の産地西海岸ゴールウェイで食べた牡蠣は時期が早かったため痩せていました。残念。
ちなみに店には牡蠣にはギネスなどと書いてありますがハッキリ言って合いません!
アイラ島では生牡蠣にボウモアを合わせましたがこちらもいまひとつ!
(日本でも試したことがありますがこちらでも念のためやってみました。)
牡蠣にはシャープな酸がしっかりとある白ワインが一番です。
これはあくまでも個人的な感想です!
わが加治隊長は、2ヵ月半に及ぶスウイスキー探検の旅を終えて次はギネスビールを飲むためにベルギーに入った。好奇心と探究心は止まるところを知らない。
ビールに関してはスコットランドもそうですが色の濃い冷たすぎないビールを飲むのが主流です。
ビールの味と温度に関しては気候が大きく関係しているんでしょうね。
蒸し暑い日本でぬるいビールなど飲めたものではありませんからね。
ウイスキーはと言うとあまり飲んでいる人を見かけません。
ビールに比べ高いからなんでしょうか?
スコッチに比べて種類が少ないせいか「おらが村の酒」という意識も少ないんでしょうね。
ギネスの醸造所は大きな要塞のようです。
それではお体に気をつけながら暑い夏を愉しんでください。
加治崇