そこで私は大晦日も会社に出て執筆を続けている。今日のテーマは量的手法と質的手法の関係性について私自身が解決をして執筆に加えることだ。
量から質への転換ではなく、量と質は対等的相対関係ではないのか。量の中に質は包含されていないのか、いるのか。量から質への転換とは、その方法は、質から量への転換はあるのか、ないのか、こんなことを整理している。
今日は穏やかな日和で、道路も空いている。知るほどに知らないことが見えていてそれを知ることは本当に悦びだ。今日はベートーベンの第九交響曲が演奏される日だが、一年の終結日が歓喜であることは素晴らしい。心も穏やかになる。この調子だと、おそらく正月休み三日間も執筆で会社に出ることになろう。
明日から始まる2011年度の経営方針は手を打ってある。あとは実行するだけ。時代の変わり目に仕事ができて少しでも世の中を変えることができるのは悦びの一つだ。
よろこびは喜びと、歓びと、慶びと、悦びに分かれる。私の心の中でこの四文字は使い分けている。今日、知るほどに知らないことは増えてきて、必要に迫られて考え抜いて答えを見つけることは、私にとっては法悦に近い悦びなのである。