単なるビジネス解説本ではなく、そこに物語が加わると、書いていても、とても楽しくなる。GW中に手直しをするのだが、後半の半分は書き換えになってしまっている。そこで私はPCに向かっている。半分も修正できるのはそれが物語仕立てであるからだ。
軽井沢は新緑がきれいだから、早く遊びに来いと友からメールが届いている。昨日はGWの一日を使って行こうかと、心が動いたが、関越自動車道の渋滞が78KMとニュースを見ては、さすがに行く気はしない。今日も、藤岡ジャンションから所沢を越えたあたりまで渋滞をしている。それに軽井沢も原発事故の影響もあって大変に混んでいるようだ。
軽井沢は長野県だから中部電力の管轄になる。中部電力は安泰であるかもしれないがここも砂上に建てた浜岡原発を抱えている。軽井沢に住む知友の一人はオール電化の生活をしている。台所も浴室も、そして床暖房も、基礎下暖房もすべてが電気だ。真冬に停電が続いたらどうなるかと考えたら恐ろしくてクッキング薪ストーブを追加するという。
軽井沢の町長が藤巻さんに代わって、彼も中軽井沢駅周辺の開発賛成派だから、駅周辺の開発がいよいよ始まる。5月下旬から説明会も始まる。町民の中には反対派も多いのだが、私は賛成だ。中軽井沢が周辺が一気に開けていく。
一人なら新幹線を使った方がクルマより経済的で、それに往復の時間が短縮され、疲労もないのは言うまでもないのだが、慣れたクルマで聴きたい音楽を流しながら軽井沢特有の木立の中を走ることが、大きな楽しみでもある。
私にとって軽井沢をイメージする曲はジョン・レノンだ。都内で「LOVE」を流して目をつぶればそこはもう軽井沢に瞬間移動を行なった気分になれるのだ。
GWが終わった翌週土曜日にでも新緑の軽井沢を訪問したいと思いながら今日も、単行本修正のため、事務所でPCに向かっている。机の上には執筆以外にGW中にやることが書き並べてある。まだやるべきことはたくさん残っている。森の中で暮らす夢は当分の間お預けである。