本日、ようやく入稿した。とにかく手離れしなかった。まだ離れたわけではないけれど、とにかくほっとした。後は大きな直しが出なければゲラ校正になる。直しが入れば原稿修正が生じる。手離れしないのは良いものを残したいと言う願いが関係者にあるからで、それでも全部を見直して入稿できたのは一歩前進である。本は8月末出版の予定。
明日で高速道路1000円が終わる。私の家から軽井沢まで行くには首都高700円、東環500円、東松山まで850円、それからどこまで行っても1000円と、細かい話だが往復で6100円掛かる。それにガソリン代を含めれば新幹線で行ったほうが早く安く安全と言うものだ。
関越は道路のつくり方にミスがあって自然渋滞ができるように設計の段階で決まっていた。だから、週末の高速道路はいつも渋滞で、ひどい時には50キロ渋滞とか70キロ渋滞などと驚くべき渋滞が日常化していたのだ。だから高速料金は、日本は世界一高いのだが、必要でなければ乗らなければいいのだから、これで少しは空くと思う。いずれにしても時限立法だから3兆円使い果たしたら元に戻ると言う選挙目当ての法律であったのだから、いずれ元の高額料金に戻る運命にあった。
明日は久しぶりの休日である。
今回の本は2月には書き終わっていたものだが、編集者の着手順序、編集会議などさまざまな与件が影響してずるずると引っ張られた。その上非常に難しいテーマをやさしく書いたつもりだが、それでもわからないということがでてきて、修正に継ぐ修正になった。けれどもそうした努力は本が出れば、霧散してしまう。
その上、私は日本の営業を変えてしまうのではないかと思われる日本初、いや世界初の営業システムを構築した。すでに協力してくれる会社が投資をしてITの構築が始まっている。
しばらくは忙しさが続く。そしてシステムが世に出れば急速に忙しさは加速する。種を撒いた行為が芽生えになり、成長し花を咲かせ、実が生るからだ。私は生きている証として種を撒いている。ひとは私の暮らしぶりを見て、あと20年は元気でいることを考えなさいと忠告してくれる。本日ようやく入稿できたことは芽生えと一緒だ。もう出版することは決まっているからだ。
私はまだ自然の中で暮らすことは誰かに許して貰えないのかもしれない。これから果たす仕事の重さと大きさを考えると、脳をいたわりながら、脳の弱点を補いながら、これをチャレンジすることが私の本当の楽しみなのかもしれない。あとから考えればなんと傲慢なことを考えているのかと思うほどに、私の身体は、本当は休みを欲しているのかもしれないのである。