カレンダーがOCTOBERに変わった。今日は日曜日。私にとって仕事は善であるから、今日も善行日である。先週の日曜日は四谷の聖イグナチオ主聖堂でミサに参加した。
私にはこの教会には知り合いのブラザーがいて、事務所が信濃町にあった時にはよく彼の話を聴いたものだ。私は主聖堂の隣にあるザビエル小聖堂の建築設計が好きだとブラザーに言ったら、この小聖堂は茶室をイメージしてつくったからだと教えてくれた。
キリスト教は地域に密着し地域の文化を取り入れている。ブラザーの話を聴いて小聖堂が好きな理由が分かった。
カレンダーでは日曜日だが今日は私にとって善行日、明日も明後日も善行日である。営業構造改革を実現するi-BREAを広めることは私にとって最大の善行日である。
私が教会に訪問するわけは、これから始まるi-BREAの普及方法をキリスト教から学ぶためである。エバンジェリスト(伝道師)は、どのようにキリスト教を普及したか。このことを学ぶためである。
小聖堂をその国の文化に合わせて創ることも、私にとってはものすごいヒントである。i-BREAは結果としては営業構造改革だから、いまの社風や社内の息遣いを無視したら、拒否される。キリスト教が地域に根ざし普及したのは、地域の文化や生活を受け入れたからであろう。そういえば奄美大島、大笠利カトリック教会も地域の生活に密着していた。教会の幼稚園は、夜遅くまで園児を預かっていて、お母さんから喜ばれていたし、宗教の正義を振りかざすだけではない。
今日は10月2日。振り返ると今年の過去10ヶ月は、実に面白かったなあと思う。多くの知友と会わずに山に引き篭もったようにして営業構造改革の手法を考案した。そして多くの人たち、企業が私を支援してくれた。社内の人たちもである。
エバンジェリストは、私の覚悟である。
すでに日本を代表する複数の有名企業がi-BREAの導入を真剣に検討してくれている。アメリカを代表するクラウドシステム会社もエバンジェリストとして参加をしてくれるし、タブレット端末のエバンジェリストも、i-BREAの普及に参加をしてくれる。
目的は何か。i-BREAこそが時代に適合した企業の生き残り策だからだ。しかしそのことをお客さまの一般社員に直ちに理解させることはむずかしい。私はその手法をどうするか、答えが出ないでいた。
そのために、かつてよく訪問したザビエル小聖堂がある聖イグナチオ教会のミサに参加した。そして私は課題のすべてが解けたのである。
私がこれだけ休みなしに働けるのは、突き動かしてくれるものがあるからでそれは、i-BREAが唯一、お客さまの価値を実現できるからなのだ。
昨日、高速道路は空いている予測であったが、連日の残業で溜まった疲れの休息日にあてた。というよりも事務所に運転用のメガネを忘れてしまっていたのでドライブが困難であったのだ。
来週はとカレンダーを見たら3連休で、これは道路が混んでダメだと思った。その次はもう軽井沢は紅葉が始まっている。また混雑だ。こうして10月は始まった。私にとって時間は直線だからいまが何月であろうとあまり関係はないのだが、それにしても10月にエバンジェリストを覚悟した私がこうして存在している。