今朝は8時に出社して単行本執筆の原稿になるパワーポイントを、ハードディスクから探し出して印刷をしている。手元にあったメジャーで計測したら15センチメートルの高さになって驚いた。この資料から原稿の2割くらいは書けるなと思っている。ホームページの原稿も書かなければ。
大型台風15号が南西諸島を襲ったので、お見舞いをかねて奄美の泰さんに電話をかけたら、「うちのほうは大丈夫。停電で何の情報も入らないから、ほかはわかんないのよ。それよりブログを読むと死ぬ話ばかり書いているから、心配しているよ。生きることを考えなければだめだよ」と忠言をいただいた。
「そうじゃないですよ。生を見つめていると命の終わりにたどり着くし、命の終わりを見つめていると、いかに生きるかにたどり着くということを書いているつもり」と、正確に泰さんに言ったかどうかは定かではないが、そのような話を伝えた。
「島はゆっくりと時間が流れているよ。仕事ばかりしないで遊びに来てよ」泰さんは話をそう括った。島の時間は太陽と光が彩る。時計なんぞはまったく不要。地球の自転が映し出す光の陰影こそが時計というわけだ。
これからデザイナーが来社して、i-BREAセンター機能の画面デザイン検討。
人間は宇宙から与えられたいのちの一つであり、そこを見失ってしまうと錯覚を犯す。
今日は、iPadを使ってアメリカのFM放送「Whisperings Solo Piano」を聴きながら仕事をしている。静かな土曜日だ。