第43回になる人人(ひとひと)展が上野で開催されている。それに呼応して湯島の羽黒洞で小さな人人展が同時開催されている。人人会と羽黒洞の円は非常に深い。上の写真はに日本のピカソと言われた中村正義の作品である。現代アートの予兆を感
作品である。
この日、入院とその後の休養で足腰に影響が出始めたので、湯島界隈を散策しようと伝通院前から湯島三丁目までバスで行って、羽黒洞に寄ったわけである。
人人会の創立メンバーは、中村正義、山下菊二、大島哲以、斎藤真一、残る一人は忘れたが、田中洋介だったかな。それから人が変わり43回も続いているのだから人の粘り強さに妙に感心をしている。
木村品子さんとしばし談話をして、それから上野駅まで歩く。上野の山はお花見で盛況だったが、夜桜宴会は興味がない。
今月ネットで購入した古本は6冊。
左から
一冊目は、ヘンリーミラーのわが生涯の日々。この本は読んだらホキ徳田に連絡をして持っているかどうかを聴いたうえでいなければプレゼントすることにしている。
二冊目は、ヘンリーミラーのホキへのラブレターを取り上げた本。ホキからいつも話を聴いているので流し読みしたあとにホキにプレゼント。
三冊目は、これから人生最後のテーマとする日本人の民衆と権力を調べるために購入した本。流し読みしたが非常に面白い。
四冊目は、同じ系統の本。日本の家族制度がどう変化をしてきたかを歴史的に書いている。
五冊目は、海藻についてその歴史と日本文化に取り入れられいかに定着し生活に入り込んだかを調べ上げた本。面白。
六冊目は、今までの業務上での研究テーマとしている言葉と行動についての名著。哲学書だから難解。
私が今も絵を観るのは、読み解き理解するためにである。私が本を読むのは物語を埋めつなげるためである。私が言葉を探すのは言葉の持つ意味を知るためである。・