日本は新自由主義とか市場経済主義とか、グローバルスタンダードという名の元に、分断された国家になった。その上企業はこれまでの経営パラダイムが崩壊し、多くの経営者が企業の行く末を決めかねている。私はこうした困難を打開するために発起人となってカスタマープリンシプル協議会を設立した。
カスタマープリンシプルとは顧客に対する根本的な方針と訳し、カスタマープリンシプル活動とは顧客と関係性を通じて顧客と一緒に価値を実現する持続した共生・共歓のビジネス活動と訳している。
この仕事は新しい経営パラダイムになりうる唯一の経営思想であり、経営手段である。私はこの理論化と普及化を担う組織として協議会を立ち上げたのあが多くの企業が賛同してくれた。マイクロソフト社、日立システム、スミセイ情報システム、大塚商会、クラブツーリズム、BMW、三井住友火災海上保険、りゅうせきエネプロ、東京工業大学特任教授など多くの企業人が参加してくれた。写真は設立常務理事会の風景である。
戦後から続いた経営パラダイムは、超成熟し、少子超高齢社会には通用しない。新たな枠組みを構築しない限り、企業は存続できない。
代表世話人となった私は、新たな仕事を全力でこなしていく積りだ。まずは111社に導入し企業を新しい経営パラダイムに変えて共生・共歓社会を確立すること。これを3年間で達成する目標を立てた。
この仕事も振り返れば旅の寄り道である。しかし私は白熱して立ち向かおうと考えている。多くの支援者がいる。この人たちと共生関係を構築したい。
私を待っている人たちがどこかにいる。いまは出会ってはいないがこれから私は私を待っている人と出会う。私を必要としている人たちのために私は生きていきたい。それが自分のためになることを一番よく知っている。もうそのセミナーが今月は三本も入っている。カスタマープリンシプル協議会主宰のセミナー。大塚商会との提携セミナー、日本経営合理化協会のセミナーだ。
この仕事を軌道に載せるまで私は白熱した人生を過ごす。人生の楽しみが一つ出来た。私はこの旅の寄り道を真剣勝負で生きていく。