もう20時過ぎの仕事はやめようと決めていたのだが昨夜は23時頃まで仕事をしてしまった。精神は若いつもりでも肉体はそれなりに使い込んでいるから、精神のような自由は無い。23時過ぎまで仕事をやるとそのあとは、同じパターンで過ごす。
帰宅して真夜中0時の夕食を食べる。それから入浴をする。椅子に座って音楽を聴く。それで大体2時になる。
最近はiPadでyoutubeを開くのが慣わしになっている。坂の上の雲に使われた主題曲スタンドアローン(stand alone)は、詩も曲もいい。
絵画も見る。一時期、油彩画を集めたことがあって事務所にも家にもたくさんの絵がある。絵を眺めると心が穏やかになる。
ついでに次の本の企画を練りだす。
このような時間を一人過ごすことは、とてもよいことだ。音楽も絵も文学も表現する考え方や手法は同じなんだと気づくのもこんな時間帯である。
そうなると3時過ぎになり、肉体にようやく睡魔が襲ってくる。
この年齢になって、ようやく自分のことが見えてくるようになる。私は晩生なのか。早稲なのか、自分ではよく分からない。それでも自分のことが見えてくる。ということはやりたいことも見えてくるということだ。
私はスキーをやらないので冬に自然は触れない。まだ信州は冬の様相だ。5月にならないと春を迎えない、5月にはあと1ヶ月もないのだが、もう5月かと思ってしまう。信州が若葉の季節の頃は森に入ってたっぷりと新緑の空気を吸ってきたい。こんなことを夢見ながら私は床に入り一日が終わる。