一昨日、若い友人と二人で久しぶりに会って旧交を暖めた。この夜、旨い焼き鳥屋と名高いJazz Liveの二軒を訪問した。どちらも35年間の付き合いがある旧知の仲である。
だから一回の忘年会で、3人との旧交を暖めたことになる。
焼鳥屋の女将は、私に一人で色々としゃべり、外まで送りに出てそこでも話しかけてきた。そして風邪をひかないようにね。インフルエンザに気を付けて。暖かくしていなければだめよと、まるで母親のような気配りをしてくれた。Jazz Liveのママも同様であった。
2人とも、私と同じような歳を迎えていて、きっと、35年来交流がある人が訪ねてきてくれた。しかし、次の出会いはないかもしれない。そんな思いから今の一瞬にすべてを懸けて対峙しているのだろう。
この夜は。わずかな酒量で酔ってしまった。若い友人との飲み会が楽しかったせいだ。
翌日、春日のオフィスに出社し庭に出た。一輪の椿が咲いていた。今日一日は今日だけのもの。明日になったら絶対に戻ってこない一日である。この積み重ねで人間は生きている。