コロナが長引きそうだ。自宅で本格的なPC 作業ができるようにしようと思い立ち、懇意にしている近所の棟梁に頼んで、二間続きの和室を板の間に張り替えた。
床の色を黒に希望する人は100人中2~3人だよと、棟梁の輝かしい経験と記憶から生まれるアドバイスがあったので、黒に近い濃茶で話はまとまった。
床の間の掛け軸は、臨済宗天龍寺241世管長、関牧翁の書「堂々物外の心」である。
奥の間が、私の寝床。シングルベッドが一台置いてある。
手前の部屋に机と椅子とPCがピアノの右手に入ることでネットで物色中である。
これから揃える残りは三点、一点は天井からのペンダント型ライトで、ネットで物色中である。二点は小さなソファーを置くつもりだが、電動マッサージにしようかとも考えている。
三点は、スマホのサブスクミュージックにつなぐ高音質スピーカーだ。これもネットで物色中である。
ベッドの横には和机がある。もう胡坐をかいてPCを打つなんて、両足が痛くてできない。寝るときに外す腕時計や、スマホ、イヤフォン、メガネを置く場所に決めた。
関牧翁の書は、丸めて箱に入れ、手持ちの油彩画を掛ける予定でいるのだが、掛け軸用のフックなので、油彩画の重いフレームに、とても耐えられないだろう。
ちょうど、中村忠治画伯の大きな筆絵が二点あるので、そちらにしようか、永田力画伯のパステル画にするか、迷っている。
インテリアは照明次第で決まり方に差異が出るので、楽しい照明器具を選ぼう。ワクワクするような形と光彩が良い。
畳を板張りに変えただけの小さなリフォームだが、気分が変わった。コロナで外食が極端に減った。その分、音楽を聴く機会が増え、オフィスで親しい友人と旨いワインを飲む機会が増えた。