佐伯祐三展が4月2日まで東京ステーションギャラリーで開催されている。小石川のイタリアンで、2月18日、友人と。ピザとスパゲティをシェアして食べ、それから後楽園駅まで歩いて丸の内線で東京駅に駆け付けた。長い列ができていた
長い間、佐伯祐三の集大成作品を見たいと願っていた。どれほどこの日を待ち望んでいただろう。昨日は念願が叶った記念すべき一日となった。
佐伯は1898年(明治31年)~1928年(大正2年)30歳で結核と精神衰弱で死亡した。
離れることができなくなった絵が6点あった。一枚はこの絵であった。佐伯が描く鉄の扉は、だれが描いた鉄の扉よりも分厚い鉄のように描かれていた。木の扉はだれの作品より分厚い木のように描かれていた。
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佐伯が描いたパリの壁は、誰よりも分厚く強固だった。
私は画集を買わなかった。好きな絵に再会するためにである。
日が明けた本日、いつかは挑戦しなければと考えていたバッハ「マタイの受難曲」全曲をワイヤレスイヤホンの頂点に立つNoble Fokus Proを使用して大音響で聴いた。疲れ果てたが一つのことをやり遂げた気だけは残った。