軽井沢では朝晩はもう肌寒いそうだが、東京でも朝夕は涼しくなってきている。しかし日中はうだる暑さが続いている。今朝は朝から仕事先に訪問したため、暑い時間を歩いた。
宇宙の出来事が地球の出来事である。それは私たちの日常そのものである。そんなことを昨日見たテレビが語っていた。地質学者が大地を掘り下げて科学的に分析し、超長期スパンで一定の周期で気温が下がることを突き止めた。しかしその理由は分からなかった。
一方、イスラエルの若き科学者が、太陽系そのものが一定の方向に進んでいて、太陽系が属する銀河系宇宙も一定の方向に向かって進んでいる。しかしそれは非常に巨大な円を回っていて1億5千年ごとに放射線の多い地帯を通るので、そのとき地球では必ず雲が発生して地球の気温は下がると仮説を立てた。しかし証明されるものがない。二人の論文が出会ったことでお互いの仮説が証明された。
昨日のテレビから影響を受けたのだろうか。私は、いま宇宙にいて宇宙の中を歩いている錯覚に襲われた。私はうだる暑さの中でそんなことを思っていた。
都会は人間がつくったものだから・・・・・・私がいつも自然に触れたいと願うのは素の地球に触れたいということだろう。素の地球こそは宇宙を体験できる場所だ。夜空は星で埋め尽くされているし、地平線に夕日が沈み空を茜色に埋めることも見える。
最近、友からの連絡がたくさんあって、うれしい。きっと私がi-BREAを創案したので、友が駆けつけてきてくれているのだと思う。一緒にやりましょうというわけだ。
明日は朝一番で住宅メーカーの本社で打ち合わせが入る。彼らにとって土曜日は出勤日なのだ。本社機能は高層ビルの高いところにあって、ここからだと地球が広範囲に見える。
夜風は秋風だ。宇宙を吹いている風が私にも吹いている。