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東京から沖縄に避暑に行くことは、うそではない。沖縄は33℃以上になることはない。奄美大島でも同じだ。沖縄の人が盛夏の東京に来るとあまりの暑さに驚くのは、やはり沖縄が東京より圧倒的に涼しいからだ。
軽井沢に住む人が、軽井沢が昼間のある時間に30℃を越すと、暑いといって大騒ぎになるのは、普段30℃を越すことはあまりないからである。
各いう東京は、今週とても涼しい。今日は日中は暑かったが大騒ぎをするほどでもない。涼しくてもまだ夏であるから、いつしっぺ返しが来るやも知れない。
昔は合服というのがあった。
春と秋の気温に適した服であるが、いまはない。夏服と冬服しかない。合服は売れないのである。
今は千葉県で熱帯の果物が栽培されている。サボテンの実ドラゴンフルーツ、おなじみのマンゴー、香りがエキゾチックなパッションフルーツ。これらがいま、千葉県で栽培されている。昔は絶対にいなかった南国系の蝶が東京に飛来している。確実に日本は暑くなっているのだが、今の東京は涼しい。涼しい理由は分かっている。北からの冷気を伴った空気が南下をしているからだ。
私は、この涼しさに乗って、今週の週明けは心の休養をとった。次の英気を養うために、2日ほど足踏みをしている。その間、若い友人がfacebookを立ち上げてメンテナンスをして入れている。システム会社のSEたちは、徹夜をして新しいシステムをつくってくれている。
明日も明後日も大企業へ訪問だ。仕事の打ち合わせが次々と始まっている。
投稿情報: 18:50 | 個別ページ
長く時間が掛かったビジネス小説『ドラクエが教えてくれた営業でいちばん大事なこと』は、もうネット書店で予約販売が始まっている。写真は第三校正原稿。
明日には白焼き校正が出て、印刷所へは24日に。著者献本が9月2日。本はそれから取次店に回り、書店には9月9日頃から平積みされる。出版社はダイヤモンド社で価格は税込み1500円。
石垣島で生まれ育った女の子「稲嶺うらら」が、東京で販売会社に就職し、営業新人賞を獲得するまでの物語で、誰でも読んでわかる青春ビジネス書仕立てになっている。専門書として読む人に向けては、iPadをビジネスに採用する考え方なども記載して、読み応えがあるように配慮をしている。
本書の告知には、若い友人が助けてくれて、ドラクエが教えてくれた営業でいちばん大事なことfacebook、Twitter、メールマガジンがスタートする。
本に関連したシステムを制作している。クラウド、クラサバの両方で制作しているがこちらも、iPadを使って売上を伸ばしたい大企業に向けてプレゼンテーション活動が動き出している。このシステムは、『i-BREA』と名前を付けた。
この設計はすべて我が社がやったものだ。
説明書を作成するに当たって、ここ数週間、考え続けているのだが、どうもとてつもなく凄いもので、この分野における世界的にみて発明的なiPad-CRMになるのではないかと思い始めている。
iPadをビジネスに活用したいと考える企業は多いのだが、使い方が分からない。使ってもうまくいかない。顧客が見なくなり、そうなれば営業も使わなくなるからだ。iPadを使いこなし、顧客の心を動かして売上げを実現するには、たくさんのノウハウと事前準備が必要になる。
これらをすべて乗り越えてiPadを活用し、売上げを伸ばすシステムは、世界初であり、おそらく模倣は出来ないと思う。この説明書づくりは設計者でなければ出来なくはないのだが、理解が深くなければ出来ない。そんなわけで今週末も仕事となっている。
昨年末からの行動を振り返ると、いくつか点で結ぶことができる。この専門分野で世界的な発明ではないかとなったことも点で結んだ結果だ。
昨年末には、世界的な発明を創る、創れる、あるいは創ろうとしてがんばろうなんて、一度も思っていない。未来の点を結ぶことは出来ないからだ。
けれども一冊の本を出すために400字詰め原稿1000枚も書き、そのためにいろいろと調べたことが契機となって、iPadから情報を集め、ビジネスと顧客の状態を捕捉し、プロセスを進めるためのコンテンツをトークスクリプトと共に提示する一連のシステムがまもなく完成をすることにまでたどり着いた。
私の次の興味は、一つはiPad上で顧客の心を動かすコンテンツを創る多彩なノウハウ、例えば拡張現実、超現実などの画像とITを組み合わせたもの。二つはSNSの応用である。すべては一冊の本。『ドラクエが教えてくれた営業でいちばん大事なこと』の執筆から始まった。この先、このビジネスが日本でどう支持されるようになるのか、答えはわからないが、やるべきことはわかっている。
i-BREAが実現する顧客の価値をいかに知らせていくのか、一つひとつを前に進めて、自らも進んでいくしかないのだ。
投稿情報: 13:29 | 個別ページ
都心はだいぶ空いてきた。クルマの数もいつもよりはるかに少ない。ふるさとでは親たちが子どもや孫の帰りを待ちわびている。ふるさとに向かって都会で暮らす人々が移動をはじめている。 道路も列車も飛行機も帰省ラッシュだ。
省とは反省の省で、省みるだ。故郷に一時的に戻ることを帰省というけれど、何を省みるのかといえば、別れて暮らしている両親の姿や暮らしを省みる。親が他界をしていれば、墓参をする。これが帰省の本来の意味だ。
宗教に心の支配をされないで、思想良心に対して自由に生きている人を何人も知っている。しかしそう生きている人のなかには宗教を信じて暮らしている人より、よほど自らの良心に照らして生きている人がいる。
お盆の時期に2チャンネルでは、墓参を巡っての是非が論じられている。なぜ墓参をするのかから始まって葬式のあり方や自分はどう考えるかまで、疑問が投げかけられている。
私は教団宗教を信じない。私は両親のDNAでつくられた存在であり、私はいつでもそのことを感じ取って生きている。だから私はいつも両親と一緒に生きている。両親が死んでしまった後に教団宗教家の手を借りる必要はないと思っている。増してや自分が死んだあとならなおさらだ。
骨を一切残さずに火葬する方法をメニューに加えた方がよいのではないかと私は思う。これまで縁ある人の火葬に立ち会ってきて、残る骨の量が骨壷にちょうど収まるように火葬していることを知っていた。火力を強めれば骨は残らない。それでいいのだと私は思う。
こうした発言は社会の中ではタブーであることはわかっているが、死が科学的に解明されて天国も極楽も地獄も煉獄もないことが世界的に有名な科学者によって発表されているのだから、宗教に心を支配されないで自由に生きていくことを考えた方が良いと私は思う。
「死は生物がつくった最高の発明だ。旧いものが新しいものに生まれ変わるのだから」と言ったのはアップル社のCEOジョブズである。宗教はいつでも政治の具になった。日本では誕生を神社が司り、死を寺院が司った。徳川時代には寺が檀家を管理する制度をつくってキリスト教普及を監理した。宗教は奈良時代から政治の具とされて、政治と共に発展したのである。
私は両親といつで直結している。私自身が両親のDNAでつくられたものであるからだ。私は釈迦の教えに直結しようとしている。いくつかの経を読み、その意味を理解しようとしている。これは私の思想良心の自由によるものだ。
このような意味合いから、私は都会に暮らしていても毎日帰省をしているようなものである。いつでも両親と一緒にいるのだから。
投稿情報: 14:40 | 個別ページ
週末は、またもや仕事になった。私はハリーポッターの最終編を見なければいけないと思っていた。仕事の寸時を割いてハリーポッターを観ようと思っていた。丸の内ピカデリーなら丸の内線で真下に着く。そこで13:30に間に合うように飛び出し、駆けつけた。
私はこれからやるiPadCRMの仕事にも関係があると思って3Dを観ようと決めていた。そこで13時30分開幕のスケジュールを選んだのだ。私は1000円で映画を見ることができる。しかし3Dを見るためのめがねを借りるのは500円の追加料金が必要であった。
3Dは見なければよかった。意味がほとんどないし、画面は暗くなるし、3Dになったらどれほどの楽しみが増えるのかと考えても何一つ思い当たらなかった。
映画は、謎がいくつか解決する程度であった。ハリーポッターが分霊箱の一つとなっていたことはなんとなく想像がついていた。後の謎はとってつけの謎であってたいした謎ではなかった。
3Dめがねをかけて観たことによる楽しみの半減が気になった。3Dテレビは不人気なこともよくわかる。任天堂のDS価格を1万円ほど下げた。3DSが不調であったこともわかる。3Dにすることでなんら価値は生じないのである。
出口で係員が招待券を配っていた。次の無料券である。私はiPadを開けばいつでもyoutubeで聴きたい音楽を訊くことができる。シネマコンプレックスが各地に出来て都心の映画館に人が集まらなくなっている。
外にでると雷が鳴ってスコールのような雨が降っていた。私は地下から丸の内線で後楽園に戻って、仕事を続けた。ハリーポッター3Dは疲れた。どれほど巨大な力を持っているのか、恐れおののいていたヴォルデモール卿より、ハリーポッターの方が強かったわけで、いままでの話って何?って妙に?マークが消えなかった。
今はどんなつくり話よりも現実の方がよほど力を持っている。大津波のあとに来る原発事故メルトダウンなどヘタな映画以上の現実が世を蔽い尽くしている。映画興行の世界も厳しくなったものだ。
投稿情報: 17:05 | 個別ページ
明日の仕事の打ち合わせを軽井沢でやろうということになった。そういう話にはすぐ乗る性質(たち)なので、翌日クルマで軽井沢へ行った。別荘地泉の里にある喫茶店のテラスで2時間あまり打ち合わせをした。いい風が吹いている。
昼食は信州とろろそば。デザートはつるやに行ってモカソフトと地元のブルーベリー。三時は万平ロールケーキと、小さな町だからクルマで5~10分も走れば、美味しい食事が出来る。
連れは38歳。軽井沢で結婚式を挙げたほど軽井沢が好きらしいが、行ったところといえば観光地ばかり。それでは室生犀星の碑と、ついでに吉村順三伝説の別荘を案内しましょうといった。
軽井沢は短い夏の折り返し地点を過ぎていた。今年は冷夏のようで、知人宅はストーブを焚いている。
打ち合わせに使った時間は3時間、車中でも仕事の話で、非常に気分よく、能率的に仕事の話は進み終わった。連れは夫人に信州名物のおやきを買った。奥さんから軽井沢のどこへ行ったのと訊かれたらなんて答えます?と訊いた。
「喫茶店に行って、それからそばを食べて、スーパーマーケットで試食のブルーベリーを食べて、ソフトクリームを立ち食いして、それから万平ホテルで、ロールケーキを食べてアイスジャスミンティを飲んで……、それから碑を見て古い別荘を見て…軽井沢に10回ほど来たけれど、はじめてのコース」と言って笑った。
高速道路は渋滞しなかった。連れは運転に長けていて、うまい!!!と感じ入った。
軽井沢会談もいいなあ。私は助手席に座ってそんなことを考えていた。
投稿情報: 11:41 | 個別ページ
この本はD社から出版するのだけれど、校正が三校、そして白焼き校正の計4回の校正が入る。
校正する人はプロ校正者、編集者、筆者の3名だ。プロの校正者は良くここまでチェックをするなと思うくらいの眼力で原稿を読む。さすがだ。
少しでも誤植があったら、本の価値は下がる。今回は原稿の段階で私を含め4名のチェックが入った。原稿の大部分が入れ替わったくらい修正が入ったから、校正者のチェックは厳しかった。
整合性をつけるために筆者校正は時間が掛った。今日は一日、校正をやって、少し前に終わった。
金曜日に入稿して、三校がでるのを待つ。見本刷りは9月2日、配本は9月8日、有名書店には12日頃に平積みされる。
一日に150冊くらいの新刊が書店に入荷する。棚に並べるか、返すかは書店の店長判断になる。ここで本は選別される。次に顧客が手に取ってくれるか、ここが、次の選別だ。手にとって買おうとレジに持って行ってくれるのか、ここが三番目の選別だ。
書棚は面積だから置く本の数は限られる。売れなければすぐに返本する。期限内に返本すれば仕入れることにはならない。
そこで、書店は売れる本を置く。出版社は売れなければビジネスにならないから、売れる本をつくる。ビジネス本の傾向は平易なもの。個人のスキルが上がるものに限定されている。
昔は編集者がどんどんと本を出していたけれど、今は営業の選別が厳しい。出版社には大手書店を担当する営業がいて、彼らはいつも書店に出入りし、今度こんな本が出ますよと店長に説明をする
このようにして本は書店に並ぶ。売れるか売れないかは運のようなものだ。あと2回、筆者校正をしなければならない。明日は仕事の友人とクルマでどこか行きましょうと誘われている。
投稿情報: 18:44 | 個別ページ
昨年末からいままで、一つのことに集中してきた。怠け者で好きなことしかやらない私にとって異例中の異例ともいうべき集中力が持続した。それは時代の転換期にあって、まったく新しい営業の形をつくり上げることであった。
日本の訪問営業活動は、50年前と同じレベルで、38年前に終わった高度経済成長時代そのままのやり方を継いでいる。
インターネットが普及し、情報システムも著しく発展したが、人間がやっていることは相変わらず訪問をして日報をつけているだけであり、あとは個人に丸投げをしている状況で、このままでは日本の営業は、したがって企業はどうにもならない椅子獲りゲームを展開せざるを得なくなり疲弊をしてしまうことはわかりきっている。椅子獲りゲームとは需要より供給が多い状態下で繰り広げられる顧客収奪の戦いを表している。
私はすでにこの事態を予感し何冊かの本を書いて警鐘を鳴らし、次の進むべき方向を提示していたがぬるま湯につかっている人たちには遠くの津波を見ているようで、自分のことに置き換えることができなかった。したがって私が提唱する理論は、トレンドにはならなかった。その惰眠を目覚めさせたのが今回の大震災である。
何事も良いときには改善できない。悪くならないと改善できない。
私は、これまで持っていたBREA理論にいろいろなものを加えて再理論化をした。この作業が今回8ヶ月間にわたって行なってきた、私のトライアルである。
この理論は「時」を待たなければ完成しなかった。時とはiPadの出現である。そして私はRPG(ロールプレイングゲーム)理論を学んでそこから客観誘導理論と、営業活動のすべてを状態管理する理論を考案した。営業活動が今どこにいるか、何が終わり、何が終わっていないかを常に管理する状態管理理論は、プロセスとアクション、アクションタイプ、iPadコンテンツ、そしてセールススクリプトを紐付けることに成功した。そこにXMLタグによる文書管理手法を加え、さらにソーシャルネットワークで社員ネットワークをつくった。
この考えを賛同するシステム会社二社が、いまクラウド、クラサバ方式で、システムを制作している。クラウドは世界最大のセールスフォース・ドットコム社のシステム上で制作している。
このシステムは9月8日に完成する。
コンサルティングマニュアル、iPadコンテンツを制作する打ち合わせも進んでいる。
これらは私の集大成で新たな始まりだ。日本の営業活動そのものの新たな始まりをも意味する。
そして今日は同じテーマで書いた9月8日に出版する本の第二校正を行なう日だ。
知人に占い好きな人がいて、その人の周りには企業経営者が集まっている。その人はどうしても私を見たいと言って私の星を占ってくれた。その人が言うには、人体に七つの星があって、そのうちの三つが騎車星だといった。この星の人は平穏時には、まったくのほほんとしているが、変革期には力を発揮すると言った。
私は占いなどまったく信じないのだが、なぜここまで集中して実現できたのかと振り返ると、この占い人が言うように騎車星が三つもあること以外に思い当たらない。
いずれにしても75%完成。残りは25%。富士登山で言えば胸突き八丁にあたる。面白い時代に新しい創造が出来るのは楽しい。
投稿情報: 12:51 | 個別ページ
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